インフォマート（東京都港区、村上勝照社長）は2月1日から、全国72万4000店（412万人）の飲食店専用仕入れ強化応援サイト「ネット卸．com」(http://www.netoroshi.com)のサービスを始める。
　総合、生鮮、酒販、備品資材など全国の卸売会社と契約。飲食店は業種、配送エリア、所在地など条件に合う企業を検索し、無料でシステムを利用できる。卸売会社は初期投資なしで自社システムを持つことができ、月額1,000万円以上取引した場合で、取引額（税別）の0.5％が手数料となる。
　同サービスを利用する卸売会社は、データでの受注業務が行えるほか、ウェブ上の商品カタログでお薦め商品、新商品、レシピなどの情報提供や即発注、営業ができる。
　卸売会社の料金体系は、受注金額に応じて、従量課金による手数料を支払う仕組みで、初期費用や定額使用料は一切かからない。手数料は、月額1,000万円までの取引額で3％、月額1,000万円以上の取引額で0.5％。 　1月14日現在、約150社の卸売会社と契約。2010年12月までに県ごとに採用を促進し、全国235社への導入、月額取引流通額15億円を目指す。