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ニュースリリース

〔日本食糧新聞〕2013年1月23日(水)発行 12面
インフォマート 一元管理システムを提供 外食メニュー向けサービス

 インフォマートは、外食店が顧客に提供する料理のメニューごとに原価率や粗利益額を自動算出し、使用した仕掛品(加工食品)や材料のアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因物質)、原産国情報を把握できるようにした「ASPメニュー管理システム」の提供を、同社が運営する食品業界向け電子商取引基盤「フーズインフォマート」を通じて17日に開始した。「東京チカラめし」など、外食店285店を運営する三光マーケティングフーズなど56社が導入を決めており、今後は他の外食企業への採用を働きかけ、13年度に61社での採用を目指す。

 インフォマートによると、マイクロソフト社の表計算ソフト「エクセル」によって原価率などの算出、アレルゲン、原産国情報管理を行う場合と、ASPメニュー管理システムによって行う場合の年間業務コストを、従業員自給2,000円で20店の年間100品の新メニュー・300品のメニュー改訂を管理するケースで試算したところ、エクセルによる管理では年間で616時間・123万2,000円だった。これに対し、ASPメニュー管理システムによる管理では年間で197時間・39万4,000円となり、68%の削減効果があるという。

 料金体系は、材料のマスター登録と設定、メニュー登録サポート、研修で構成する初期導入費用が30万円。システム使用料は、材料のマスター登録とメニュー作成に必要となる全社分の「材料マスタ権限」「作成権限」「承認権限」「閲覧権限」「共有権限」で構成する本部IDが1ID当たり月額1万円、店舗分の「閲覧権限」だけの店舗1IDが同500円。このほかオプションとして、本部1IDへの全社分の「作成権限」の追加を同1,000円、店舗IDへの店舗分「編集権限」の追加を同500円、「外部アップロード機能」を同3万円で提供する。

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