2020.06.09

  • BtoBプラットフォーム 請求書

インフォマート、コンカーと協業し、「BtoBプラットフォーム 請求書」、「Concur® Invoice」を活用した愛知県春日井市における業務プロセス改革の実証実験を開始

予算執行業務の効率化・ペーパーレス化を目指す

「BtoBプラットフォーム 請求書」を提供する株式会社インフォマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:長尾 收 以下、「当社」)は、「Concur® Invoice」を提供する株式会社コンカー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:三村 真宗 以下、「コンカー」)、春日井市(所在地:愛知県春日井市、市長:伊藤 太)と協業し、当社とコンカーのサービスを活用して、春日井市における業務プロセス改革を目的とした実証実験を開始することを本日発表しました。

愛知県春日井市の実証実験開始のニュースリリース

春日井市では、年間7万件以上の支払書類を会計課が審査し支払いを行っていますが、請求書や契約書が紙のため目視による多重の確認作業が職員の負担となっていました。また、小中学校では、支払い事務のため学校から教育委員会へ請求書を送付する必要があり、処理に時間がかかっていました。

この度、実証実験として、春日井市のICT推進室を中心に、教育委員会・会計課において、当社の「BtoBプラットフォーム 請求書」とコンカーの請求書管理クラウド「Concur Invoice」を導入、請求書を電子データ化することでの業務負荷の大幅な軽減と高度なリスク管理を目指し、業務プロセスの効率化とペーパーレス化の有効性を検証します。あわせて、電子化したデータを分析することにより、市役所内の他部署との情報共有やさらに高度な予算管理マネジメントを行う手法についても模索していきます。

「Concur Invoice」では、受取から承認までの手順をクラウド上で管理できるほか、規程チェックを自動で行うことで、承認者や会計担当者の確認作業ならびに管理業務の負担を軽減、業務効率化が見込めます。更に、「Concur Invoice」上で保管された予算執行データはシステム上で検索できるため、監査対応の負担軽減や、紙の証憑の保管コストも削減できます。

また、「BtoBプラットフォーム 請求書」と「Concur Invoice」を連携し、「BtoBプラットフォーム 請求書」で発行された電子請求書を「Concur Invoice」に反映することで、手入力業務を削減、大幅な業務効率化が見込めるほか、誤入力などの人的ミス防止、紙の請求書の保管費といったコストの削減が可能になります。

地方自治体をはじめとした公共機関における予算執行の業務効率化、ペーパーレス化へのニーズは、今後更に高まることが予測されます。

当社は今後も地方自治体への業務プロセス改革に貢献するため、電子データ化の普及・拡大に努めてまいります。実証実験へのお申込み詳細については、インフォマートまでお問い合わせください。

サービス概要

ー「BtoBプラットフォーム 請求書」についてBtoBプラットフォーム 請求書

企業間で発生する請求書の受け渡し業務すべてを、ひとつのWeb(クラウド)システム上で行うことができ、これまで時間・コスト・手間のかかっていた経理業務を大きく改善する仕組みです。

ー「Concur® Invoice」について

請求書管理、請求書処理と支払いの自動化により、多くのペーパーワークとベンダー管理の業務が軽減され、会社の経費が見える化できます。

愛知県春日井市について

春日井市は、名古屋市の北東部に位置し、鉄道・道路・空港など利便性の高い交通網と積極的な都市基盤整備を進めてきたことで快適な住環境を築き、人口31万人を超える(令和2年4月1日現在31万1,129人)ライフタウンとして、これまで発展してまいりました。

本市では、「暮らしやすさと幸せをつなぐまち かすがい」を市の将来像に掲げ、誰もがそれぞれの「幸せ」を感じることができるような多彩なまちづくりを市民の皆様とともに進めています。

平成29年には、市民満足度の向上を図るためICT推進室を設置し、市公式アプリや子育てについてのチャットボットの公開など市民サービスの向上に努めているだけでなく、行政事務における労働生産性の向上を図るためRPAの導入を進めるとともに、各種申請書等の電子化も積極的に推進しています。

所在地:愛知県春日井市鳥居松町5丁目44番地
HP:https://www.city.kasugai.lg.jp/index.html

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