今までは休業日明けには30件もの留守電がたまり、伝票に書き起こすだけで30分以上かかることも。たった1件の確認のために、配送トラックの出発が遅れてしまうこともありました。『TANOMU』の導入で、留守電の確認作業が10分未満になり、事務員の負担を減らすことができました。また、販促機能の活用で特価商品が1分で売り切れることも。営業の幅が広がり、食品の廃棄も減らすことができています。

お取引先の飲食店様の多くは発注が夜中のため、FAXが混み合って届かないことや文字が読めないこともありました。翌朝、電話で確認したくても営業時間外のためつながりません。受発注システム『TANOMU』の注文は商品が特定されているので確認がなくなり、毎朝の出荷作業が20分～30分ほど削減できました。また、『TANOMU』を使った受発注をルールにしたことで社員の動きが効率的になり、働きやすさにもつながっています。

FAX注文書にお客様の名前がない、商品名に「ロース」としか書かれてないことがありました。ロースだけでは牛、豚、鴨肉もあります。曖昧な注文を受けた際には電話で確認しなければいけません。『BtoBプラットフォーム 受発注ライト』と『TANOMU』を併用してシステムでの受注にしたことで、FAX受注は半分近く、留守番電話は3分の1にまで減りました。作業時間にすると、1日に30～40分は減らせています。

お取引先ごとに食肉のカット加工をしているため、電話やFAXでの受注があるたびに過去の膨大なデータから顧客情報と商品情報を探しています。さらに、電話やFAX注文では手書きによるミスや「言った・言わない」がありました。受発注システム『TANOMU』では、受注内容をCSVで一括出力できます。入力し直す手間やチェックする手間もほぼゼロになり、一番助かっています。受注にかける時間は体感的に半分以上削減しました。