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〔週刊ダイヤモンド〕2003年12月06日
売り手企業エボン食品さんの活用記事がNTT広告に掲載されました


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〔週刊ダイヤモンド〕売り手企業エボン食品さんの活用記事がNTT広告に掲載されました 2003年12月06日
●売りたいモノが必ず買い手に届くeマーケット

 ITをフルに活用して仕事を効率化したり、eコマースで取引先を増やしたい−規模が小さな会社や自営業者ほど、こうした願いが強い。 一方で、自前でシステムを用意したり、専門要因を確保するのは難しく、苛立ちを募らせる経営者は少なくなかった。
 札幌市東苗穂にあるエボン食品もそうした会社の一つである。同社は、ホテル、旅館、仕出し店などに、漬魚・焼魚の切身や煮物など、主に水産物を加工・調理して納入している。従業員はパートを含めて十人。15年ほど前に創業され、現在は創業者の子息である文正勲(ブンジョンフン)取締役 工場長と経理を担当する石原香さんの共に30歳という若いコンビが経営をリードしている。
 エボン食品では取引拡大のために、日本最大の食品eマーケットプレイス「フーズインフォマート」を利用している。フーズインフォマートでは、売り手は食材情報、買い手は調達情報をカタログ形式で掲載でき、取引成立時の決済代行機能も完備されている。フーズインフォマートの機能の中で、石原さんが絶賛するのが「自動取引マッチング機能」だ。売り手が販売したい商品や数量などを登録すると、条件に合致した商品を求めている買い手を自動的に電子メールで知らせてくる。また検索機能では、商品カテゴリや業態が細かく分類されており、素早く取引先候補を探すことができる。エボン食品は、2001年6月の入会以来、札幌近郊に限られていた取引先が首都圏、関西方面、遠くは鹿児島にまで拡大した。この間、継続取引に成功した新規開拓先は14社、スポット取引は数十社に及ぶ。文取締役は、「全国エリアで見れば、必ずその食材を欲しがっているお客様はいるものだ」と驚きを隠さない。しかも取引を重ねるたびに信頼関係が強まり、1社あたりの注文数が増えている。年間契約で納入品が指定されるケースも増え、原材料を計画的に調達できるので仕入れコストを削減でき、より低価格で提供できる好循環が生まれた。
 「売り手の立場では、取引先のニーズが具体的につかめるので、味付けやサイズのバリエーションが拡がりました。また、仕事の計画性も上がり、新商品開発にあてる時間も増えました。買い手の立場では、北海道で入手しにくい原料でも容易に調達でき、中間業者を介さないため安く仕入れることができるようになりました」と文取締役は語る。ITが、小さな会社の事業展開を大きく変えてしまったのだ。

●大容量の「食材情報」が新たな商機につながる

 eコマースを十分に活用しているエボン食品だが、じつは大きな問題が残っていた。エボン食品はフーズインフォマートに約100品目の食材情報を掲載しているが、インターネットへの接続がアナログ回線のダイヤルアップ方式だったために情報更新に手間がかかり、自動取引マッチング機能で電子メールが来ても気がつかずに商機をのがしてしまうことも多々あったのだ。
 情報更新や取引先との連絡などを一手に引き受けている石原さんは、「食材情報は1品目1ページになっており、特徴などを詳細に書き込んであります。つまりウェブページとしては非常に重いのです。アナログ回線では、掲載情報のダウンロードやアップロードに時間がかかり、情報更新が1日がかりになることもありました。また、電子メール受信を即座に知る仕組みはないだろうかといつも思っていました。注文などの依頼があれば、できるだけ早く商品を出荷したいですからね」と話す。
 “福音”となったのはNTT東日本のフレッツサービスだ。営業担当者の勧めでフレッツ・ADSLを導入した。石原さんは、「仕事のやり方、進め方が劇的に変わった」と言う。掲載情報の更新にかかる時間は短くなり、取引先のホームページを見ながら電子メールを 送ったり、画像データも気軽に添付できるようになったのだ。また、フレッツ・ADSLは定額制の常時接続サービスなので、利用時間を気にする必要がないため、定期的に自動で電子メールをダウンロードするように設定した。「メールに書き込む文字量が多くなったり、画像を添付しても気になりません。仕事が早くすみますので、経理など本来の仕事に振り向ける時間が増え、時間の無駄がなくなりました。通信スピードが上がる効果とは、こういうことだったのですね」(石原さん)
 また「専任の営業マンがいない当社が、ITによってこれだけ取引が拡大していることにとても満足しています」と言う。
 こうした各地域における中小企業のIT化支援も念頭に、今年1月、NTT東日本はエボン食品が利用するフーズインフォマートとパートナー契約を結んだ。

●こだわりを共有したコラボレーションを可能に

 じつは、エボン食品では工場移転を計画しており、文取締役は新工場への移転にあわせ、光ファイバを利用した、より高速な「Bフレッツ」の導入を心待ちにしている。インターネットテレビ電話を利用するためだ。納入先のレストランや仕出し店には、それぞれの料理人1人ひとりのこだわりがある。それは、鮭の切り身に包丁を入れる角度だったり、筋目に沿って包丁を入れるといった細かい要望だ。仕様書を送ってもらい、そのとおりやったつもりでも微妙に違ったりする。 将来、インターネットテレビ電話を導入すれば、この問題は簡単に解決する。 「映像を通じて、コミュニケーションがよりスピーディーとなり、納得のいく良い物を一緒に作り上げていけるようになればすばらしいと思います」(文取締役)
 小さな会社には難しいと思われていた仕組みが、気軽に低コストで利用でき、商売を変えていく。高速通信インフラが持つパワーが、日本の隅々でこの国を変えようとしている。

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