そして、「FOODS Info Mart ASP 受発注システム」の概要も紹介された。これは、多くの企業が受発注システムを共有することで、煩雑な業務を効率化するというもの。業界特有の商習慣については、市場価格との連動、季節商品の発注などにも対応可能としている。
デモンストレーションでは、ダイコン2本などの取引について、発注、納品予定の確認、検品後の受領といった作業について紹介された。このシステムは、既に85社891店舗、その取引先2500社で採用されているという。導入事例については、外食店を展開する泉レストランの担当者が、3ヶ月の準備期間を経て、昨年7月からシステムを活用してきた取り組みを紹介。それまで「どの店舗が、どの商品を、どの業者と、いくらでお付き合いをしているか」、本部では逐一確認できなかったという。これを本部で集約して確認できるようになり、商品の原価削減などで効果をあげているとのこと。