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タイトル記事一覧

[びれっじ]/インターネット販売のネック、「配送」を考える/2001年10月25日発売
[最新 これが売れてるホームページだ!2002]/食材のマッチングサイト利用で、仕入れのコストダウンを図る 食材の購入価格が45%ダウン/2001年10月17日発売
[日刊食料新聞]/4つのセグメント用意 インフォマートが物流サービス構築へ/2001年10月12日
[ビジネスチャンス]/食品サイト「フーズインフォマート」 パソコン初心者には、一から指導も行う/2001年10月22日
[商経アドバイス]/こだわり米探しに活用 コメ卸・小売の参加増加/2001年10月15日
[商経アドバイス]/コメの引き合いが拡大 インフォマート食品・食材調達サイト/2001年10月15日
[チェーンストアエイジ]/取引者の手間をどう省けるか  お客さまが望むことを提供していきたい/2001年10月15日
[日経ゼロワン]/フーズインフォマート 食材のレア物も全国から調達できる4300社が参加する食材仲介サイト/2001年10月13日
[日本経済新聞]/食品電子商取引に物流サービス追加/2001年10月10日
[商経アドバイス]/小売支援システム「快適生活倶楽部」食品調達機能が向上 インフォマートと提携/2001年10月4日
[帝飲食糧新聞]/カレンダー式の生鮮品取引システムスタート/2001年10月3日


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[びれっじ]/インターネット販売のネック、「配送」を考える/2001年10月25日発売
ネットでの取引が活発になるに連れて、商品の配送形態、つまり物流の重要性にみんなが気づくようになりました。消費者は、商品そのものの価格だけでなく、配送料やスピードなどにも敏感になっています。今よりも、もっと安く安全で、確実に届ける方法はあるのでしょうか。今回は、ネギ専門の卸商を営んでいる葱茂さんの話から、物流の問題を探ってみました。東京の北に位置する千住には、長ネギだけを扱う珍しい市場がある。江戸末期から続いており、埼玉県の草加や越谷、千住辺りの農家で作られたもののうち、最上級のネギが集められ、セリにかけられる。この市場を通ったネギだけが「千住葱」というブランド名で呼ばれ、珍重されてきた。価格も市販のネギより2割ほど高い。ネギの種類は、大きく葉ネギと根深ネギに分類できる。葉ネギは西日本でポピュラーな九条ネギや万能ネギ。千住葱は東日本で好まれる代表的な根深ネギである。白い部分が長く、締まっていて、ツーンとした辛さと噛んだ時の甘さとのバランスに特徴がある。主に、関東一円のそば屋や焼鳥屋、料亭などに卸されている。東京のそば屋で出されるネギの7、8割は千住葱だそうだ。その千住葱市場で祖父の代からネギの仲買を営んでいるのが「葱茂」さんだ。現在は二代目の賢治さんが継いでおり、最近、息子の将信さんも家業についた。千住葱市場の組合員は、こうした世襲制をとることでブランドを守っている。将信さんも、千住葱を絶やしてはならないという責任の重さを感じる毎日。と同時に、本格的に千住葱にかかわるようになってみると「なぜ、こんなにうまいネギが知られていないのか」という疑問も湧くようになった。若い将信さんは、早速、大手スーパーに売りこんだり、自らネギの新メニューを開発したりと、積極的な販売策を展開し始める。食材・食品専門のB2Bサイト「フーズインフォマート」に出店したのも、その手段の一つだ。フーズインフォマートに加入したのは平成12年12月。反応は悪くなく、今までは取引が不可能だった遠方などからも問合せが入ってくるようになった。将信さんの期待は膨らむ。「毎月2万5千円の出店料は決して安くはありませんが、それ以上に売れればいいこと。」しかし、実際に取引が成立したのは、問合せの半分程度。思いがけないところに問題があった。それは送料である。千住葱市場だけで取引していた時には、配達先はほとんどが自社の車で運べる距離にあり、配送費にはそれほど気を使わずにいた。しかし、全国展開になると宅配を利用しないわけにはいかない。ネギは季節によって太さや重さが多少違ってくるが、千住葱の場合は、平均して一束35本程度で10〜12kg。3千円程度(冬場)で取引される。これを宅配に頼むと、送料は千円もかかる。「結果、ひどく高い仕入れ値になってしまいます。送料を聞いたとたんにキャンセルされるのには、がっかりしました。」送料のほかに、ダンボールなどの荷作り費用や手間もばかにならないことが分かった。将信さんは新たな問題を抱えることになった。しかし、将信さんは今のところ、ネット利用を止める気はないと言う。千住葱の知名度は少しずつ上がってきたし、全国の様々なネギ生産農家や取引先とも知り合いになれる。それは今後の商売につながるメリットだ。「さらに、会員の物流システムへのアドバイスがあればいいですね」というのが、サイトへの要望だ。こうした会員の声を、サイト提供者はどのように捉えているのだろうか。フーズインフォマートは「葱茂さんのような意見はとても多いのです。そこで、年内のスタートをめざして、新しい物流システムサービスの構築を進めているところです」と言う。同社の場合は出会いの場を提供するのが主要な業務。売り手と買い手の取引には直接関与していない。しかし、決済システムがほぼ整った現在、今、会員から寄せられる要望は物流システムに移ってきている。そこで、そうした会員の声にも応えようと、物流業者と共同で独自の物流システムを構築し、会員サービスの一つに据えようと検討している。一方、会員相互の取引に直接関わる方式のサイトはどうか。「ふぞろいの野菜たち」で話題になったオイシックスは、関東など近隣の400円から、最も遠い沖縄の1000円まで、地域によって6段階の料金設定を行っている。クール料金は、プラス100円。到着日が指定でき、最短3日で届く。ちなみに、最近は、時間帯にもよるが、注文当日あるいは翌日発送、翌日または翌々日納品という文房具並みの物流を実現したネットスーパーと呼ばれるB2Cサイトも生まれてきている。例えば、ジャスコが運営する「eJUSCO.COM」は、全国一律500円、冷凍食品は700円という配送料を実現している。同じく全国展開の「オリーブマート」は配送料が全国一律400円で、独自に開発した生鮮品配達方法・氷水輸送を利用している。「ココデス」も全国一律400円だ。物流の問題は、配送料金だけに止まらない。いかに早く、生鮮食品などの場合は品質を落とさずに届けることができるか。これらを含んだ問題解決が求められている。それを実現し、他社との差別化を図るためには、専門知識を持った宅配業者との提携が不可欠なのだ。今後、モールやB2Bのマッチングサイトに加入する場合には、こうした物流のアドバイスやコンサルティングサービスがあるかどうかも、大切なキーポイントであることを覚えておきたい。

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