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〔日経食品マーケット〕 2003年10月12日 11月号
動き始めたネット仕入れ
〔起ちあがれニッポン DREAM GATE〕 2003年10月
ニッポンびっくり起業人 建設業からインターネット食材市場で起業 いまや月間取引高は10億円!


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〔起ちあがれニッポン DREAM GATE〕ニッポンびっくり起業人 建設業からインターネット食材市場で起業 いまや月間取引高は10億円! 2003年10月
こんな不況の時代に事業を起こすなんて危険すぎる──。よく聞く声だ。しかし、本物の事業家たちは「こんな時代だからこそチャンスが転がっている」という。たとえば、マイクロソフト元日本法人社長・成毛眞氏は、成功の仕組みをこう説いている。

「日本には古いけれども優れた技術や商慣習を持つ市場や会社がある。そこに最先端の情報やシステムを持ち込んでイノベーションすれば、巨大な成長の可能性が開ける」

さて、成毛氏のいう「成功の方程式」を実践している会社があるのだろうか。実はあるのだ。それも絵に描いたような理想的な会社が。

インフォマートは1998年、食材関連の生産者や食品メーカーなど売り手企業と百貨店や外食企業など買い手企業をネット上で結び、商談が出来るお見合いの場を創設。またたく間に利用者を広げて、いまや大手企業が相次いで出資するなど大きな注目を集めている。

事業を始めた社長の村上勝照さんは元建設関連会社の社員。起業のきっかけをこう語る。

「知り合いになった大手百貨店の幹部から、全国各地で物産展を開催するために、バイヤーがいかに商談に苦労しているかを聞かされたのです」

バイヤーには、毎日すごい数の生産者や食品メーカーが売り込みにやってきて、その対応に時間がとられてしまう。その一方で、百貨店のバイヤーたちはそれこそ、鵜の目鷹の目で売れる食材を探している。その情熱たるやすさまじいものだ。ところが、バイヤーたちに話を聞くと「買い手としては緊急に必要なものもあれば、将来必要だけどいまは要らないものもある。買い付けのタイミングが実にむずかしい」とみんな悩んでいる。その一方で、地方には隠れた名品があるのに販売ルートがない会社もある。

「この矛盾をなんとか、解決できないものかといろいろ考え始めたのが、起業のきっかけですね。当初はカタログを制作することも考えましたが、とてもコストがかかりますし、更新作業も大変。そこで目をつけたのがインターネット上での商取引でした」

バイヤーたちが頭を悩ませたのは、「売り手」と「買い手」が常に一対一で「商談」する旧態依然とした仕組みにあった。一対一の「お見合い」だと、いつも「理想の相手」に出会えるとは限らず、むしろ「破談」の方が多くなる。かといって、本物の市場のように、巨大な器に膨大な数の売り手と買い手、そして仲買人を集めて「集団見合い」をさせる力もない。なんとか、古い商習慣を改善して、効率よく「集団見合い」を成立させる方策はないものか。そこで村上さんが考えたのがインターネットの活用だった。

「インターネット上に電子市場を創ってしまおうと考えたんです。そこで『フーズインフォマート』という市場を開設して、そこに『売りたしコーナー』と『買いたしコーナー』を設けて、生産者・メーカーとバイヤーを結びました。サイトには売りたい食材や商品、アウトレット情報などが満載され、一方に百貨店やレストランなどが希望する食材や、プライベートブランドの情報が発信される。この両者がネット上で理想の相手を探すという仕組みです」

スピーディーかつ低コストで「商談」を成立させるために、決済代行システムや与信管理、物流支援など商社機能も提供している。売り手・買い手としてサイトに出店する会員企業はいまや 5,400社を超える。主な収入は年間の参加料。売り手企業が年間30万円。買い手企業が年間 6万円。開設 2年目から黒字を計上し、市場規模は現在月間の取引高が10億円。昨対比10倍以上という膨張ぶりを見せている。

2000年10月には事業の可能性に着目した三井物産や三菱商事など大手企業が出資。資本金も 5億6465万円に達し、さらなる事業拡大をすすめている。その一環として今年 1月には NTT東日本とも提携、市場の拡大に備えてIT強化を図る。電子市場が「リアルな市場」に追いつく日も近い!?

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