国内最大食品・食材のeマーケットプレイス Info Mart Corporation:電子商取引で新規取引先の発掘・開拓、既存の取引先との受発注強化、外食などフード業界のあらゆる商取引を強力にサポート
企業情報
会社案内
会社沿革
プレスリリース
メディアリリース
求人案内
情報セキュリティ基本方針
プライバシー
資料請求へ
メディアリリース
タイトル記事一覧

[SCOPY]/高品質・農産物の販売・調達、食品・食材専門B2Bサイト フーズインフォマート/2001年6月号
[琉球新聞]/ネットで食材取引 会員制サイト 県内から30社登録/2001年6月14日
[冷凍食品新聞]/B2B食材調達現状 コスト低減へ利用浸透/2001年6月11日
[日経産業新聞]/B2B市場で多様な食材調達/2001年6月8日


2001年05月 | 2001年06月 | 2001年07月 | 2001年08月 | 2001年09月 | 2001年10月
2001年11月 | 2001年12月 | 2002年01月 | 2002年02月 | 2002年03月 | 2002年04月
2002年05月 | 2002年06月 | 2002年07月 | 2002年08月 | 2002年09月 | 2002年10月
2002年11月 | 2002年12月 | 2003年01月 | 2003年02月 | 2003年03月 | 2003年04月
2003年05月 | 2003年06月 | 2003年07月 | 2003年08月 | 2003年09月 | 2003年10月
2003年11月 | 2003年12月 | 2004年01月 | 2004年02月 | 2004年03月 | 2004年04月
2004年05月 | 2004年06月 | 2004年07月 | 2004年09月 | 2004年10月 | 2004年11月
2004年12月 | 2005年01月 | 2005年02月
[日経産業新聞]/B2B市場で多様な食材調達/2001年6月8日
「平日半額ハンバーガー」に、「二百五十円牛どん」と外食産業でのデフレ現象はとどまるところを知らない。「八剣伝」「酔虎伝」などの居酒屋チェーンを展開するマルシェにとっても今や勝負する客単価は二千円。その中で収益を確保する生命線は「仕入れノウハウ」にある。鮮度の高い食材を低コストで入手し、魅力的なメニューをより早く投入する武器として企業間商取引(B2B)に活用に乗り出している。「きっかけは今までの居酒屋業態とはまったく異なる店のオープンだった」。マルシェで商品仕入れを担当する竹内浩徳取締役は、B2Bに着目した理由をこう語る。今春オープンしたばかりのレストラン「ポタジェ」は「ワインとハーブの家庭菜園料理」がコンセプト。大阪市内のオフィス街にある店舗は緑にあふれたテラスを持つおしゃれな空間となっている。見た目も美しい健康的な料理を客単価三千円で提供するには、仕入れや商品開発でよほど発想の転換が必要だった。そこで参加したのがインフォマート(東京・港)が運営する食材関連のeマーケットプレース「フーズインフォマート」。売り手千七百社、買い手千九百社が参加する一大マーケットだ。ポタジェ以外にも女性向けに「ぷくぷくマルシェ21」や「居心伝」など様々な新業態を1店舗ずつ開設している最中だったこともあり、あらゆる食材がずらりと並ぶインフォマートに着目した。マルシェは九九年にサプライチェーンを再構築。メーンの仕入先は大手食品卸業者八社に集約し、全店舗間に大規模な電子データ交換(EDI)システムを構築した。物流業者も1社に絞込み、物流在庫管理を全面アウトソーシングしている。低コストの実現と時間短縮、大手企業以外と取引しないリスク管理の徹底が狙いだ。そんな水も漏らさぬ仕入れ体制があるにもかかわらず、新たなネット調達を導入したのは「今は好業績だが、そんな時こそ生き残りの新たな道を模索しておかなければ」(竹内取締役)からだ。ところが効果が先に顕在化したのは、新業態より本業の居酒屋チェーンの仕入れだった。「稚アユの唐揚げが手に入らない」。四月初旬、仕入れ部は難問に直面した。「稚アユ」は毎年、各店舗で人気を博す季節メニュー。今年も多くのチェーン店から注文が入っている。だが品数の薄い商材であるため、今年は大手卸業者でも品を確保できなかったというのだ。ところがネット上には商材は存在した。さっそく五百c四千二百パックを注文。初めての取引先であったため決済代行には伊藤忠食品を仲介に使い、安全を期した。「一斉メール送信で依頼すると当日中に全売り手へ連絡が回り、全国の様々な業者から緊急サンプルを依頼できる」と竹内取締役はネットの力に関心する。今後は居酒屋の仕入れにも積極的に活用する計画だ。ネット調達のメリットは小ロットの特殊な商材を迅速に入手できるだけではない。品薄の生鮮品を大量購入する時に卸業者に無理にかき集めを依頼すると価格は高くなってしまう。ネットならば大量に安く購入できる可能性は高い。また卸業者の集約で価格競争も無くなっていたが、市場価格を参考に売買交渉に望むことが可能。「船凍するめいか」では既存業者と約五%の値下げに成功した。発砲スチロールなどの備品もネット市場での調達を開始した。「大阪にいながらにして地方色豊かな希少食材を知ることができるのはメリット。魅力的な新メニューの開発に活用していきたい」と竹内取締役。B2B市場が「不振不要」と言われ続けているが、使い方次第で必要性は存在する。マルシェはB2Bを既存EDIと併用し、ネットをしなやかに使いこなすことで激戦区外食産業での勝ち組を目指していく。

▲ページTOP

当サイトはJavaScriptおよびCookieを使用しています。
Copyright(C) 1998 - 2024 Info Mart Corporation. All rights Reserved.

WEB164