国内最大級の食品専門B2Bサイト「FOODS Info Mart」を運営する、(株)インフォマート(東京都港区、03-5776-1147、村上勝照代表取締役)は、2001年8月1日から、(社)日本セルフ・サービス協会(東京都品川区、03-3494-3836、増井徳太郎会長)との協同事業を開始する。今回の協同事業開始にあたっては、スーパーマーケット用食材・食品などの買い手と売り手をインターネットで結ぶ情報・商談サイト『JSSA FOODS Info Mart』を本格的に展開していくとしている。この会員制“食”にe-マーケットプレース『JSSA FOODS Info Mart』は、「消費者の声を反映させるような商品を調達したい」「こだわりの特産品や新開発商品を販売したい」といった、買い手・売り手双方からのさまざまな情報を発信・収集し、迅速かつ効率の良い商談・取引を二四時間三六五日いつでも可能にするもので、さらに『JSSA FOODS Info Mart』オリジナルシステム「決済代行サービス」の利用により、買い手は複数取引先の口座一本化、売り手は販売先からの確実な代金回収を実現し、安心で確実はネット取引が保証されることで、企業経営に大きなメリットをもたらすというもの。スーパーマーケット業界においては、経済状況の底冷えの影響による消費者の「買い控え」、また「健康」「安全」「環境保全」の追及、といった傾向がさらに強くなっているため、これらの消費者ニーズにこたえる「豊富な品ぞろえ」「理想的な価格提示」といった「売り場づくり」が重要な課題となってきている。同協会では、『JSSA FOODS Info Mart』の利用により、このような課題を解決し、さらにインターネットビジネスの急速な普及に対応していくとしている。事業計画としては今年度、同協会に加盟している約五〇%の会員の『JSSA FOODS Info Mart』参加を目指し、セルフ・サービス協会の電子商取引を推進していくと同時に、スーパーマーケット業界の活性化にとどまることなく食品業界全体の発展につながっていくよう、活動強化を図っていくとしている。