日本セルフ・サービス協会は、国内最大級の食品専門B2Bサイト「FOODS Info Mart」を運営するインフォマート(本社・東京都港区、村上勝照社長)との協同事業で会員制の情報・商談サイト「JSSA FOODS Info Mart」を9月から開始する。スーパーマーケット用食材・食品など買い手と売り手双方から情報を発信・収集し迅速な効率の良い商談を24時間365日可能にするシステムを稼動させる。決済代行サービスの利用により複数取引先の口座一本化、販売先からの確実な代金回収など安全、確実なネット取引が可能になる。インフォマートは世界最大のB2Bサイトを運営するICGの日本法人を中心に98年2月に設立(資本金約5億円)、日本最大級の規模の食品専門サイトに成長している。7月1日現在の会員数3800社(うち売り手の食品メーカー、卸、生産者、商社などが1800社)。買い手側は外食産業、卸、SM、通販、百貨店など。買い手企業ではすでに売り上げの2〜3割をこのサイトから調達しているSMが珍しくない。セルフ・サービス協会の会員でもすでに12社が「FOODS Info Mart」を利用しているが、今回の協同事業によって初年度は(220社)の半分の参加を見込む。電子商取引の推進、SM業界の活性化、さらには食品業界全体の発展につなげる考えだ。